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はじめてのゲーム

2014/03/22

「———ゲームボーイがやりたい」

ふとどこかで、 初代ゲームボーイこそ至高!みたいなネット書き込みをチラ見してから、心になにかもやもやしたモノがひっかかっている。ゲームボーイは僕にとって特別な ゲーム機であり、100本以上のソフトを購入した唯一のハードでもある。でもいつの間にか、最新ゲームへと目移りしていき、次第にゲーム自体をやる時間が 減り、ほとんど手放してしまった。あの頃ゲームボーイをプレイしていた気持ちを、今でも変わらず感じることができるだろうか。

僕の小学校時代は、ファミコンからスーパーファミコンへと移り変わり、コンシューマーゲームが続々と開発されては発売される、子供達には天国のような時代だったと思う。

当時、ファミコンを持っている友達は何人かいて、そいつの家でやるくにおくんの大運動会(れいほうの取り合い)やキン肉マンマッスルタッグマッチ(玉の取り合い)は、よだれが出るほど楽しかったし、死んだら交代でやったマリオなんかもとんでもなく楽しかった。

「僕もファミコン欲しい!つーかマリオとかファミコンジャンプとかもっと家でやりてぇ!!」

僕は両親に懇願したが、全く聞く耳を持たない。そう、ウチは俗にいう「ゲーム買っちゃダメな家」だった。ただ、ウチのルールはちょっと特殊で「居間のTVを使うゲームはダメ(TV見れないから)」というものだったので、ゲームウォッチ(魔神英雄伝ワタルとか)はいくつか持っていた。

そんなゲームやりたい熱が最高潮に達していた小学校時代に、ある携帯ゲーム機と出会う。
それが、「ゲームボーイ」だった。

あの任天堂から携帯ゲームが出る!しかも今までのゲームウォッチとは決定的に違う、

「ROMカートリッジの差し替えで色んなゲームが遊べる!」

...正直もうわくわくとよだれがとまらなかった。ゲームボーイがあれば、自分の家でいろんなゲームができる!もうファミコン持ってるアイツらとも対等にわたりあえる(?)ぜ!
そこからおそらく血の滲むようなお手伝いなどの金策を経て、お年玉とあわせてついに念願のゲームボーイを手に入れることになる。

たしか本体がまだ定価に近かったから12,000円前後、+ソフト3,500円前後だった気がする。
ウチの近くのSEIYUは「スーパーマリオランド」が売り切れていたため、僕がはじめて買ったソフトは、

 

「QIX(クイックス)」だった。。。

 

こうして小学校時代の僕とゲームボーイとの長〜く楽しいゲームライフが始まったのでした。

 

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